高脂血症の種類
高脂血症における四つの種類「高コレステロール血症」「高LDL(悪玉コレステロール)血症」「低HDL(善玉コレステロール)血症」「高トリグリセリド血症」について解説します。
高コレステロール血症
血中の総コレステロール値が220mg/dL以上の高脂血症。生活習慣における高脂血症のほとんどはこのタイプ。 高LDL(悪玉コレステロール)血症
コレステロールにおけるLDL(悪玉コレステロール)が血中に140mg/dL以上の高脂血症。高LDL(悪玉コレステロール)血症は他の高脂血症と比較しても重要度(疾患リスク)が高い。
低HDL(善玉コレステロール)血症
血中におけるLDL(善玉コレステロール)が40mg/dL未満の状態をさす。特に女性の心疾患の重要な要因の一つとされる。
高トリグリセリド血症
血液中に「トリグリセリド(中性脂肪)」と呼ばれる物質が150mg/dL以上の高脂血症。内臓脂肪型肥満の方に多い高脂血症のタイプ。
高脂血症予防の為に
高脂血症を予防・改善するにあたって、最も重要なのは生活習慣です。特に重要なのは食事で、食生活を気をつけることによって高脂血症のリスクはかなり改善する事が可能です。ただし、動脈硬化を併発している場合は薬物治療なども考えた方がよい場合がある。
高脂血症予防と栄養管理
コレステロールが高い方(高コレステロール血症)の場合はコレステロールの多い食品の過剰摂取を気にするようにします。また、食物繊維や不飽和脂肪酸を適度に摂取するようにします。また、中性脂肪が高い場合(高トリグリセリド血症)には、カロリーの摂取を制限し、糖分およびアルコール分を摂取しすぎないようにします。
高脂血症の予防にはEPAが有効とされており、EPAのはたらきにより血中の中性脂肪を減らし善玉コレステロール(HDL)を増やします。また、動脈硬化を併発しないためにもビタミンB6、ビタミンB12、葉酸などの摂取を行うようにしましょう。
高脂血症を予防するとされる栄養素には以下のものがあります。
・食物繊維
(不溶性食物繊維 水溶性食物繊維)
・αリノレン酸
菜種油や調合サラダ油、くるみ、などにふくまれています。生活習慣病の予防に適した栄養素ではありますが、αリノレン酸は酸化が早く、酸化してしまうと逆にガンなどの原因と言われる「酸化脂質」を増加させてしまいますので、開封したらすぐに使い切るようにしましょう。
・EPA
EPAを多く含む食品としては「アンキモ」「いわし」「うなぎ」「はまち」「鯖」「イワシ」などの魚類に多く含まれています。
・DHA
DHAを豊富に含有する食品の代表選手はまぐろの目です。これまでは漁師さんしか食べていなかったらしいのですが、近年のDHAブームにより市場などで簡単に購入できるようになりました。 ・ビタミンB6
かつお、まぐろ、さけ、サンマといった魚類のほか、サツマイモ、ばなななどの果物や野菜などにも含まれています。
・ビタミンB12
レバーなどの肉類、牡蠣、サンマ、あさりなどの動物性食品にしか含まれていません。
・葉酸
春菊、菜の花や枝豆、からし菜などの野菜類やアボガドやいちごなどの果実類が挙げられますが、最も多く葉酸が含まれている食品は、鶏、牛、豚のレバーです。
その他高脂血症改善に関する情報
・高脂血症の改善作用があるサプリメント
・高脂血症とは
・高脂血症の原因と治療
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